Adsense728x90

2014年5月13日火曜日

アメリカにいる時に作り直した。 そのとき医者がびっくりすることを言った。

歯医者に行って来た。
歯医者が嫌い、行きたくない、あのギィーンうなる機械の音が嫌で行かないと云う人もいる。

私はそれ程嫌いではない。
なぜなら眠ってしまうからだ。
麻酔がかかっているからではない。
自然と眠る事が出来る。

そうでしょう、仰向けに寝て目の上にタオルをかけて「はいどうぞ」眠りなさい状態を作ってくれるのである。

ブーン、ギィーンなる音も振動共鳴して眠りの世界に連れて行ってくれる。

私の上前歯2本は義歯である。
青春真っ只中に無くしてしまった。
原因は喧嘩である。
大酒を食らってうろついていた時にやってしまった。
パンチ一発で「ポロッ」と抜けてしまった。
折れてはいない根こそぎ抜けてしまった。
連日残業でクタクタ状態歯も少し浮いている状態だった、
そして酔いが回るのは早かった。

軽いパンチで「ポロッ」。
酒を飲んでいるから痛くはないし、口を切る等傷もなかった。

まあ、一つの青春いつ迄もついてくる。

その後何日かかかって義歯をを作って入れたが、全然自分じゃ無い気がした。上手い歯医者では無かったのだ。

アメリカにいる時に作り直した。
そのとき医者がびっくりすることを言った。

「アンタは出歯や!」

ナニー!いい加減んな事言うなよボケー!と怒った。
軽い出っ歯と言う事らしかったがショックであった。

この医者がやった事は、抜けた歯の横に鉄の釘を埋め込み、その釘に義歯をはめ込むと云う事をやった。
実に堅固にそれを作った。

釘を埋め込んだ歯も時が過ぎればガタが来るんです。
義歯を外して点検修復をする為今日は歯医者さんと言う事である。

麻酔なしでやってみましょう。
予約した時は麻酔すると云っていたのに、どう風向きが変わったのか、治療は始まった。

上の前歯だから上から下へハンマーが振り下ろされる。
コンコン、コンコン、コンコン、コンコン、エアーを入れたり、唾液やゴミを吸引したり、また、コンコン、コンコン、とハンマーで叩く。それが顔に響く。

義歯が動いた気配がない。

コンコン、コンコン、と叩く。
コンコン、コンコン、と叩く。
良いリズムで心地よくなりボーと無我の世界に入り込みそうになった時にコンコン、コンコンは終わった。

ハズレて無い。

義歯はついたまま先生は言った。
「歯がたちません」
しばらくこのままで緩んでくるのを待ちましょう。

1時間半、コンコン、コンコン、先生はハンマーを奮ってやってくれたが外れなかった。

女医者先生の指にハンマー胼胝が出来ないか心配する。

次回のコンコン、コンコンに期待しよう。







0 件のコメント:

コメントを投稿