今日は歯医者へいく日だった。
妻もアポイントがあり共に歯医者へ出かけた。
天気は良いが、心晴れ晴れとはならない、歯が良くないというのは辛い事だ。
前回外れなかった義歯前歯の取り外しに再度挑戦する。
助っ人の歯医者さんもいるようだ。
まず振動をかけてゆるみを作る作業に入る。
よく言われるギイギイガーガー歯医者特有の音が歯、耳、顔、全体に響いてくる。
そして、助っ人が登場して一言。麻酔して。
コレは痛いんだな?
俺は身構えた。
脅しから入る助っ人野郎いい度胸だ、腕前見ようじゃないか、私も肚を決める。
注射を前、後ろと2カ所ぶち込まれる。
チクッとだけ効いたぜ。
しかし、まだまだこれ位なんともないぜ。
始めやがったぜ、ハンマーを重いキリぶっ叩きやがった。
やはり女先生とは強さが違う。
しかし、今の俺にはトンと効かないぜ。
ハンマーを打ち下ろした回数は俺の両手を数えたぜ。
それで仕事をやっつけた手管は認めてやろう。
しかし、図に乗るんじゃねえ。
つば取り管の処理の手際の悪さ、俺の唇は忘れはしないぜ。
女先生が最後に言った。
痛くはなかったですか?
ごめんなさいね。
俺は、なーにこれしきどうてこと無いですよ!
笑顔を作ろうとしたが、
麻酔がしっかり効いていて笑顔なんか作れなかった。
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